Discussion役員座談会

夢を持ち、真面目に取り組めば
評価される実直な会社

――当社の目指している方向性や、現場のやりがいについてお話してきましたが、それらを踏まえ、今後活躍できるのはどのような人材でしょうか?

小川
工事の現場に関わるものとしては、やはり社会人としてのマナーや礼儀正しさを求めます。ひと言でいうと挨拶ができ、上下関係をきちんと守れる「体育会系」ということになってしまうんですが(苦笑)。というのも現場で一緒に仕事をするのは作法に厳しい職人の方たちですし、近隣の方への気遣いも必要だからです。たとえば、雪かきや掃除を営業所や現場の前だけで済ませているようではダメですね。まして入社したての頃は、現場は年上の方ばかりなので、きちんとそこで信頼される人間関係を築いてほしいと思います。現場のモチベーションを高めるためにも信頼は必要ですし、それが生産性の向上にもつながってきますから。
片山
マンション事業でも、そのような信頼関係は重要です。協力会社の方たちとともにプロジェクトを遂行していくので、リーダーシップも必要になります。いずれにしても企画を立てるのが自分自身なので、責任感を持って行動できる人に期待します。できないことに理由をつけるのではなく、そこから新しい発想で次につなげていってほしいですね。
山口
チャレンジ精神は大事ですよね。戸建事業でも、その若さと何に対しても挑戦する熱意ある人材を求めます。当社の戸建事業のサイクルは平均年2.5回転。一般的には年1回転なので、経験を積むチャンスが豊富です。今よりも次はもっと良いものをつくろうと、常に成長を止めず、前向きに取り組んでほしいと思います。そして「5年後は店長になる!」というように、明確な夢を持っている人がいいですね。私たちは住まいという「夢」を売る仕事。その社員が「夢」を追いかけていないと、説得力がありませんからね。
東條
もちろん仕事には厳しい面もあるので、そのツラさから逃げないことも大切です。新人時代は、誰もが失敗の多い時期です。怒られることもしばしばでしょう。でも、それを経験値として考えてほしい。注意された分だけ成長できるんです。今は、将来活躍するために自分の能力を伸ばす厳しい時期だと認識して、頑張れる人に期待しています。
岡田
何より重視しているのは「明るい」「素直」「真面目」という人間性です。これは、入社説明会のスライドでも説明していることです。私たちは創業以来、本当に良い住まいを求め、決して飾り立てることなくこつこつと取り組んできました。「家」は正直な商品です。丁寧に仕事をしなければ、すぐにその部分があらわになると、私たちは考えています。
今、愚直であることは世の中でなかなか評価されない風潮にあります。もしかしたら学生の方の中にも、評価される機会が少なかった人もいるかもしれません。でも、当社はその人の実質を評価します。目の前のことに真面目に取り組んできた人なら、きっと活躍できるはずです。
松林
当社は頑張っている社員をサポートするために、入社1、2、4、5、8、10年目に研修を行ったり、親睦を深める旅行なども実施しており、その成長に、大きな期待を寄せています。
その分新入社員の方にも、将来自分たちが会社のために何ができるのかを考えてほしいと思います。最初は学ぶことが多くて、実感しづらいかもしれませんが、アーネストワンをリードしていく主役のバトンは、もうみなさんに託されているのです。
私たちが、今まで取り組んできたことは、未来への種まきでもあります。新しく入社するみなさんが、働き盛りの30代~40代を迎えたときに花咲かせ、活躍してくれることを切に願っています。そして、さらに未来に向かって新たな種をまきつづけてくれることを望みます。
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