Discussion役員座談会

私たちのまいた未来への「種」が新しい人の「夢」になってほしい

良質で低価格の家を提供することで、着々と国内のシェアを伸ばしてきたアーネストワン。拡大成長を続けるなか、さらなる飛躍を目指してさまざまな事業が動き出しています。今後のアーネストワンはどこへ向かうのか? そこで今回、6名の経営幹部が集まり、アーネストワンの「これまで」と「これから」について語り合ってもらいました。

国内外に事業を展開。
世界のアーネストワンへ

――パワービルダーとして事業を展開するアーネストワンですが、その独自の強みとはどこにあると考えていますか?

山口
もともと、「低価格」「高品質」の住まいを提供するというのが当社の企業ポリシー。住まいは、一生のうちで最も高価な買物の一つです。その価格の高さゆえに、マイホームの夢を諦めてしまう方も少なくありません。私たちは、良い土地をスピーディに仕入れることで価格を抑え、さらに徹底したコストの削減や、革新的な建築技術による効率化によって、リーズナブルな住まいの提供を可能にしています。これが当社の一番の強みだと考えます。
岡田
この取り組みがお客様の支持を得て、現在全国に約70店舗の営業所を展開し、約30都道府県に拠点があります。現在、戸建事業に関しては、年間およそ1万棟の販売を実現しています。
これまでは人口の多い太平洋側の拠点を増やしてきましたが、今後は日本海側にも出店を構想しています。近い将来、全ての都道府県に出店する、いわゆる「全国制覇」も夢ではありません。
小川
同時に、国内だけでなく海外への事業展開も行っています。まず取り組んでいるのは設計のアウトソーシングです。現在、中国とベトナムの企業に発注しています。設計図面はデータでやりとりできるので、優秀で熱意のある海外の人材をローコスト・ハイパフォーマンスで登用できるのは大きな強みと言えます。
また、設計だけでなく、木造建築の柱などの部品を加工するときに使われるプレカットCADの入力業務をバンコクやバリにアウトソーシングしています。さらに、子会社を中国の大連に展開。このほか、アメリカのアトランタにも子会社を設置します。
東條
事業の横展開だけでなく、サービスの質向上にも努めています。購入時の「低価格」「高品質」に加えて、住んだ後の「使い勝手」「アフターフォロー」も視野に入れた取り組みを強化しています。単純に高価な素材を使うというのではなく、サービスとしてひと手間組み込んで、お客様が住んだときにプラスアルファの価値を享受できるようにしたいと考えています。これは、当社のブランド力アップにもつながるでしょう。
松林
このほか多様化しているニーズに応じて、制震金物を取り入れた耐震性をアップさせた新ブランドも立ち上げました。選択肢を増やすことも、お客様の満足のために必要なことだと考えています。
いずれにしても、私たちは提供する住まいに対して、一切の妥協をせず、正直にモノ創りに取り組んできました。社名「アーネストワン(Arnest One)」の「Arnest」はEarnest(誠実な、真面目な)とArchitect(建築家)からの造語で、「One」は、文字通りNo.1を意味します。このアーネストワンという社名には、「誠実な建築家として、建築業界の中でナンバーワンを目指す」という意味が込められています。
岡田
この「正直なモノ創り」で、世界を目指したいというわけです。そのためには、人材が足りない。そこで新卒のみなさんに期待しています。
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