コスト管理の徹底

コスト管理の徹底

まとめて建てれば、やっぱり効率的

昔ながらの木造住宅は1棟1棟を職人が手作りで仕上げており、建材も1棟ごとに注文するので建設費はなかなか下げられないというのが業界の常識でした。当社はマンション建設で培ったノウハウで建設費を捉えなおし、30棟の住宅なら30棟分の建材を一斉発注。さらに、現場での作業を少なくするために材木はもちろん、下駄箱などの家具まで工場で加工して現場に届けるという発想でコストを見直しました。その結果、コストダウンを実現できたのです。

マンション発想で、コストダウン。

従来の木造住宅では、土台から始まり柱を立て、梁をまわして棟木と呼ばれる屋根をいちばん上で支える木を持ち上げて作っていきます。床を張る作業は後回し。しかし、マンションづくりでは各階の床を作ってから作業するのが常識です。そこで、私たちは一戸建てでも2階の床を張る作業を早めに行うようにしました。その結果、足場が確保でき作業効率はアップ。手順を変えただけで工期短縮につながり、コストダウンを実現。「今まで、そうだったから」を疑って、新しい工程を発見したのです。


安心品質には、コストを惜しまない

いかに、安心に暮らせる家を合理的に建てるか。それが、私たちの課題です。建材の大量仕入れやプレカットのようにコスト削減の努力は徹底的に行いますが、安心のための品質維持にはむしろオーバースペックなほど費用を掛けています。家を建てる土地に補強の杭を打ち込むなどの地盤改良件数が多いことや、全ての2階建て分譲住宅が建築基準法の1.5倍の壁量をクリアしていること。土台と柱を繋ぐホールダウン金物には、メーカー規定を上回る耐久性を持った金物の使用を自社規準として義務付けています。安心のために必要と判断したものには、あえてコストは惜しみません。

保証と地盤改良のコストを比較検証。

家を建てる地盤が弱い時には、補強の杭を打ち込むなどの地盤改良が行われます。しかし、「地盤保証」で対応し、改良工事を行わない場合もあります。当社は独自に保証と地盤改良費を検証。「地盤保証」では、あまりスケールメリットを生かせないという結論にたどりつきました。「怪しきところは打つ」のが当社の方針。万が一の時に、保証で修復するより、最初から安心して住み続けられる方がお客様のためにも良いはずですし。。

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